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マーチ文系の就活 -前・中・後-

学生生活・就職活動・社会人生活のことを中心に。派生させていろいろ書きます。

会社選び、その軸で大丈夫?

就活生の皆さん、企業選びは順調に進んでいますか?

自分との対話、人との対話の中で徐々に軸が定まってきているとは思いますが、

今働いている社会人は、あの頃の自分の会社選びの軸をどう思っているのか!?

これについて思いを馳せている人は案外少ないんじゃないかな〜と思います。

 

働くことについては働いている人に聞くのが一番!

ということで、「社会人になって考えてみると意外と重要じゃなかった会社選びの軸」についてのデータを持ってきました。

 

それを見ながら、自分にとって大事な基準についてもう一度考えてみましょう。

20代の男性社会人200人に、「就職活動の時は会社選びのポイントとして重視したけど、今思うと“あまり意味がなかったこと”」を挙げてもらった。

●就活では重視したけど、実は意味がなかった「会社選びの基準」TOP10
(1位~3位まで回答。1位は3pt、2位は2pt、3位は1ptとし集計。協力/アイ・リサーチ)

1位 事業内容 190pt
2位 平均年収 161pt
3位 初任給 149pt
4位 会社のネームバリュー 101pt
5位 社風 99pt
6位 福利厚生 56pt
7位 企業理念 53pt
8位 説明会の雰囲気や人事の印象 51pt
9位 自分のやりたいことができそうか 48pt
10位 OB訪問などで会った社員の印象 47pt

R25:「実は無意味な会社選び基準1位は?」より) 

 

どうでしょうか?

就活生が仕事や会社を選ぶ際に重要視しそうな要素が上位にランクインしているのがわかると思います。意外と思うかもしれませんが、よくよく考えてみると納得できそうなものも多いので、いくつかピックアップしてみます。

 

1位:事業内容

これは就活で一番気にする人が多いからこそ、「意外と」重要じゃなかったランキングの1位に君臨したのでしょう。

確かに、どんな仕事であっても社会から必要とされているから存在するのであって、仕事に貴賎はありませんよね。社会に果たしている役割の違いであって、重要性の差ではない以上、会社全体として社会への貢献はできているわけです。

また、会社が最終的にどのような価値を社会に提供するのかという視点は、目の前の仕事を日々こなす中で常に意識することなのでしょうか?特に事務系総合職で入社した場合は、新入社員が行う仕事の内容にそれほど差があるとは思えません。

会社の事業内容というのはあくまで、「自分のこれまでの経験からすると志望動機が書きやすく、内定も取れそう」という現実的な視点から見た時に重要になってくるものなのかもしれませんね。

 

 

4位 会社のネームバリュー 101pt

入社すれば、毎日顔を合わせる人の大半は同じ会社の社員であり、いちいちネームバリューどうこうの話はしないはずです。そう考えると、ネームバリューというのは就活が終わって卒業するまでの、学生の間で特に意識されるものではないかという考え方もできます。同窓会で・親戚で集まった時に就職先を報告する際には、社名は気になることかもしれませんが、実際働いている人に聞いてみると、「毎日の仕事で忙しくてそんなことは気にしていられない」という声も聞こえてきます。

 

5位 社風 99pt

入社前に聞いたところで一番アテにならない項目の一つです。社内の雰囲気、社風を聞くとほぼ100%の確率で「風通しのいい職場です」という答えが返ってきます。日本全国で口裏合わせをしているのかと思うほどでした。ただ、風通しがいいという表現はあまりにも漠然としており、本当に言葉通りだとしても具体的にどのような雰囲気なのかは謎です。また、どんなに社内が殺伐とした雰囲気だったとしても、そのまま就活生にそれを伝える人は皆無でしょう。

なので、入るまで社風なんか分からないと言ってしまえばそれまでなのですが、業種、業界での立ち位置などから大まかな予想が立てられる場合もあります。

例えば、証券会社は個人プレーの世界なので、チームワークだとか和気あいあいと言った雰囲気は他の業種に比べるとないことはなんとく想像がつきますよね?

 

 

上位にランクインした項目の多くが共通して持っている性質は2つあると思います。

1.学生→社会人という立場・環境の変化に伴って、認識が変化する性質

社会人になると、どのような変化が起こるか?というテーマで延々と議論ができてしまうほどに学生と社会人の間には違いがあります。「思いつきで行動できない」「時間をお金で買うようになる」「起きてる時間の半分は仕事」などなど、挙げたらキリがありません。

そう考えると、働く上での重要事項が変わってもおかしくはありません。

週5日の労働を毎年続けることも、これまで手にしたことがないような額のお金をもらうことも始めての経験だからです。

仮定の質問に対しては「<多分>こうやって行動する」以上のことは言えません。

働き出したら自分も変わるかもしれないという意識を持ちましょう。

 

2.客観的な指標では表せない性質

個人の主観でしか表現できないような事柄は、主観的な指標と呼ばれ、同じことを指しているとしても人によって感じ方に差が出ます。これが入社後のギャップにつながるわけです。

逆に、客観的な指標とは誰が見ても同じ内容しか伝わらない事柄のことを言います。数字を使った指標や、外部から見ても「ある・なし」がはっきりわかる指標のことで、入社前後でのギャップが生まれにくいデータです。

ちなみにこのランキングのワースト3=就活で重視して意味があったベスト3は、以下のような結果が出たようです。

今回の調査結果を最下位から順に3つ挙げると、「海外勤務の有無」「経済紙(誌)などで読んだ企業分析」「教育研修制度」となる。 

 ランキングの上位の項目よりは、客観的な指標だということがわかると思います。

入社後ギャップを埋めるためには、客観的なデータも就活の軸に加えてみるといいかもしれません。

 

まとめ

社会人になると今まで自分が過ごしてきた環境とは一変した環境で過ごすことになります。学生の時に見ていた社会と、社会人になってから見る社会では大きな違いがあることは間違いありません。だからこそ、ランキングのような結果が出るのだと思います。

そう考えると、第一志望の会社に内定が出なくてもそこまで落ち込む必要はないんじゃないかなと思ったりもするのです。