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マーチ文系の就活 -前・中・後-

学生生活・就職活動・社会人生活のことを中心に。派生させていろいろ書きます。

「ホワイト企業に入りたい!!」の前にすべきこと

就活中 就活の軸 ホワイト企業

ブラック企業ホワイト企業という言葉が世間を賑わせて久しいですね。

労働環境の良し悪しで企業を判断するという風潮は、個人的にはとても良いと思います。

というのも、労働環境という言葉を聞くと必ず思い出してしまう苦い記憶があるわけで・・

 

深夜、誰もいない教室。

生徒たちのにぎやかな声の代わりに響くのは掃除機の音。

報告書の記入欄は多い。とても授業の片手間に書ける量ではない。

だが、びっしりと埋め尽くさないと教室長の怒号が頭上を飛び、喧騒が再び教室を支配する。

....なお、この時間は労働時間とはみなされず、給料は発生しない。

 

そうです。ブラックバイトの代名詞、塾バイトです笑

その塾は時給2500円を謳っていましたが、一コマあたりなんと40分。

しかも集団指導の塾なのでそれなりのスキルがないと多くはコマを入れてもらえません。

まあここまではいいでしょう。募集要項見ればわかりそうなことですから。

 

でも授業終了後に教室の清掃を1時間近くやらされて、

なおかつ報告書を書くという作業に時給が発生しないのには驚かされました。

それに時給は発生しないのかとやんわり聞いてみたらさらに驚き。

 

「君は生徒のために働いてるんだろ?」

 

「ハイ、確かに生徒のためだということは否定しません。ですが、労働基準法、その他労働関連の法律と照らし合わせれば、事務作業も立派な業務です。それなりの対価を頂かないことには納得できません。それでもなお支払いを拒むのなら、然るべき法的措置を取らせていただきます。」

 

と言いたい気持ちをぐっとこらえてただ黙るしかない大学1年の冬でした。

 

ブラック企業ってもう無くなったでしょ?

そんなことを思えば本当にいい時代になったものです。

ブラック企業という言葉が一般的に認知され、国レベルでも労働環境の改善が協議されるようになりました。

 

しかし、しかしです。

労働環境の改善が図られているのはほんの一部の会社にすぎません。

人件費の面でコストカットを図ってきた企業や、ある特定のデキる人に負担が偏ることが常態化している企業にとって、一朝一夕で労働環境を改善することなど無理な話です。

 

だから、就活生の皆さんに言っておきたいです。

 

油断するな!

ブラック企業は依然として生き残っている!!

 

ああスッキリした。

じゃあホワイト企業って具体的にどんな企業なのでしょうか?

一度考えてみてください。

 

あなたにとってのホワイト企業って?

ホワイト企業ブラック企業どっちがいいかと言われたら間違いなく前者でしょう。でも待ってください。

自分なりの定義をしてほしいのです。 「労働環境」とひとくくりにしてもどれを構成要素とみなすかは人それぞれだからです。

 

キーエンスという会社を知っていますか?

知らない人は後で調べて欲しいのですが、いろいろと、どエライ会社です。ある時友人がその会社はホワイトだと言い出したのです。

キーエンスがホワイト!?どこが!?

私にとってはキーエンスはホワイトの対極にあるような会社です。

そうです。ホワイト企業の定義なんて三者三様なのです。

 

それを知らずに就活をすると、世間でホワイト企業と言われているから安心して入ったのに全然ホワイトじゃない!!!ということになって後悔しかねません。

「ブラックでもいい!俺が入って、内部からホワイトに変えてやるから!!」

という気概をお持ちの方もいるでしょうが、その使命感を持って入社して苦労するよりも最初からホワイト選んで、労働環境改善に振り分けるエネルギーを普段の仕事に投入する方が生産的じゃありませんか?笑

何はともあれ、自分なりのホワイト企業を定義することから始めましょう。

 

ホワイト企業かどうかを判断するいろいろな観点

働くにあたっては様々なことが絡んできます。どの要素がホワイトだと嬉しいのかは人それぞれですが、とりあえず、私が重要だと思った要素を以下の順に紹介していきます。

1給料

2残業

3転勤

4実質的な労働時間

5飲み会

 

1.給料

みなさんはお金が好きですよね?私も大好きです。

お金は無いよりあったほうがいいし、あるならなるべく多いほうがいい。

これは多くの人にとっての共通認識だと思います。

ですから、給料が高ければ高いほど良いんです!

 

・・・というのは本当でしょうか?

覚えておいてほしいのが、給料ホワイト企業は大抵の場合、残業ブラック企業の場合が多いということ。例えば、コンサル系の会社を見ると、

「年収高い!すげー!」と思うかもしれませんが、彼らは相当長い時間働いています。

会社で日の出を見ることは珍しくないそうですね。

あるコンサル会社の説明会で社員の方何人かの話を聞く機会があったのですが、その方たちは同年代の社会人の倍の給料をもらっているとのことでしたが、全員目が充血してるんです笑

後から聞いたらみなさん徹夜明けでした。

何かを得るには何かを失っているんですね・・・

 

 2.残業

 昨今取り上げられてきた労働関係のニュースの中心が長時間労働の問題です。

本人の意に反して、または反さずとも、長時間働くことで、心身への悪影響を及ぼしたり、健全ライフスタイルが脅かされるということが懸念されています。

ですが、時間外労働・長時間労働に対する認識は企業風土によって変わります。

残業までして働くことは素晴らしいという風潮はつい最近まで日本企業を支配していたように思います。

ここのところは規制をかける企業も多くなったみたいで、改善されてきているようではありますが、昔ながらの会社に行くとまだ残業に対する古い考えは改まっていないようです。

お金が欲しいという人は残業を肯定的に捉える企業を選ぶのも手でしょう。

もちろん、残業をした分はきちんと払ってくれるということが前提ですが。

でも昨今の流れからして、残業代を頼りにして生活設計をすると、残業規制がかかった時に痛い目にあうかもしれません。

 

3.転勤

総合職での就職を考える時についてまわる問題が転勤です。

馴れ合いによる不正を防ぐため、将来の幹部に必要な経験を積むため、血液と同じで循環させないといろいろなリスクがあるから、などという理由で転勤の必要性は説明されます。

でも、できることなら転勤はしたくないという人も男女問わず一定数いることでしょう。

私もそのクチです。大学入学までの18年間はずっと同じ場所に暮らしていたせいか、あまり新しい土地に行くことに感動やワクワク感を覚えたりしないタイプです。転勤を前提とした生活設計ってものすごく大変って聞きますしね。

ただ、転勤がないことを会社選びの条件とすると、かなり選択肢が狭まることは覚悟していてください。選択肢が少なくなるから逆に会社選びがしやすくなるという利点もあります。

 

4.実質的な労働時間

みなさんは社会人になったら1日何時間働くと思いますか?

労働基準法では週40時間労働が基本なのでそれを5日で割ったら1日8時間であることはわかりますよね。

では次の質問です。すべての会社が1日8時間労働だと思いますか?

 

何を言ってるんだコイツはと思った方は正常です。

どんな企業も法律で定められている上限の1日8時間働かせるに決まっているだろうと思いますよね?そうですよね?

でも実は違うんです。会社によっては8時間を下回るところって結構あるんです。

7時間45分のところは多いですが、中には7時間10分の会社もあったりするんです!

1日で50分短いというのはかなり大きなことです。しかもその時間を超えたらその分は残業として扱われるわけで・・・

つまり、同じ時間働いたとしても労働時間が短い会社で働く人の方が得をしているということなんです!

本当にこれは見落としがちなポイントかと思いますので、余裕があれば会社の労働時間をチェックしてみてください。

 

5.飲み会

飲み会の頻度、お酒好きな人の割合など、人によっては至極どうでもいいポイントと思われるかもしれませんが、お酒が飲めない・飲み会嫌いな人にとっては死活問題です。仕事が終わって、本来自由であるはずの時間になぜ・・・?という気持ちになります。

かくいう私もこのポイントについてはかなり意識をしました。

お酒はビールくらいまでなら飲めますが、正直言ってお酒はあまり好きではありません。飲み会で頑張ったって仕事で成果を出せなければ意味がないですしね。ただ、得意先とお酒を交えて信頼関係を築くんだという気風は、日本ではまだ往々にしてあります。

営業職を希望すれば多くの企業で、お酒は飲めますか?という質問がされますよ。

飲み会ホワイト飲み会ブラックという区分けはあまりしないと思いますが、あまり得意ではない人はこの点も気をつけて見るといいかもしれません。

 

 

世間一般で言われている尺度ではなく、自分なりの尺度で「ホワイト企業」を定義してみると思わぬ優良物件が見つかるかもしれませんよ?