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マーチ文系の就活 -前・中・後-

学生生活・就職活動・社会人生活のことを中心に。派生させていろいろ書きます。

会社選びで知名度なんか気にするな。

みなさんは部屋探しをしたことがありますか?

大学進学を機に地元を離れたという方は経験があると思います。

私も地方出身で、大学は東京でしたので、部屋探しをしました。

でも東京なんて修学旅行で行ったことがあるくらいです。これから先は一人暮らしになるとはいえ、最初は非常に心細かったです。東京の人は冷たいって聞くし・・・笑

 

そんな不安から、入学先の大学に一人暮らしの部屋は紹介してもらおうという話になりました。しかし、低予算だったこともあり、紹介してもらった物件は散々なものでした。とてもじゃないですが、4年間は住めたものではありません。

ですが、半ば諦めモードで入った大学近くの大手の不動産会社で運命の出会いをします。そこは、同じ予算なのに大学紹介物件とは比べものにならないほど綺麗な部屋だったのです。結局はそこにしてめでたしめでたしになりました。

 

ただ、大学の事は恨みました。上京したてで右も左も分からない地方民の情報不足と不安感につけ込んで、しょぼい部屋で暴利を貪ろうとしている!!!

 

でも後から考えたらこれは違いました。そもそも最初に設定した予算が低すぎたのです。学生時代のアパート家賃は誰に言っても驚かれます。その家賃でその条件が揃ってるのはすごい、と。

 

そうなんです。当たり前のことですが、予算額さえ取っ払ってしまえば部屋探しはグンと楽になります。

お金さえ積めば駅近も綺麗なキッチンもバストイレ別も全部手に入ります。

では就活でこの家賃に相当するものはなんでしょうか。

それが今回のテーマである知名度です。ネームバリューです。

知名度があるという条件さえ取り払えば選択肢は一気に広がるのに。

 

 どうして名の知れた企業を受けたがるのか?

人は知らないというだけで不安になり、知っているというだけで安心する生き物です。

 

最近、格安SIMが流行っています。私もこれに変えたのですが、月々の支払い料金が今までの半分以下になりました。これは周りの知り合いにも伝えねば!!と思って、格安SIMをお勧めしているのですが、変える人って本当に少ないです。断る理由の大半が、「よくわかんなくて怖いから」という理由なんですね。じゃあ知る努力はしたの?と問いたいのですが、それも面倒なようです。

 

知っているからという安心感と、知らないものを知ろうとしない怠け心。これは今挙げた例に限らず、何か新しいことを始める際にあたっては必ず障害になる人間の本能です。知っているものにすがろうとするのは人間としては当然のことなんですね。

 

それに加えて、社会的に名が知られている企業に入れば承認欲求が満たされるということもあります。就職先を答えて、「そこ知ってる!スゴイ!」と言われれば悪い気はしませんからね。SNSを使って全世界に発信したくなるのもわかります。

 

はい、知名度がある会社に学生が群がってしまうのは仕方ないということはこれでわかりました。ただ、学生に知名度があることは企業にとって何を意味するのでしょう。

 

知名度があることは何を意味するか 

学生も社会の中で見れば一消費者に過ぎません。一般消費者の一部です。

つまり学生に知られている会社というのは、

一般消費者に名前が知られる事にメリットがある企業

と言えます。個人の消費意欲をかきたてるために、広告やCMをバンバン打ってるからこそ世間に広く名前が浸透しているのです。

 

結局、有名企業が有名であることが何を語っているかといえば、ビジネスモデルがBtoCであるということだけなんですね。もちろんBtoCとBtoBの両方をやっている会社もありますが。

(※簡単に言うと、BtoCというのは個人消費者を相手にする商売のことです。ちなみにBtoBというのは企業・法人を相手にする商売のことです。)

 

知名度を無視したら選択肢はどのくらい広がるか

知名度があるというのはBtoCであることの証明に過ぎないということなので、次はBtoCのBtoBの市場規模を比較してみましょう。

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 (経済産業省電子商取引に関する市場調査 調査結果要旨より)

 

これだけの差があるんです!!

経済を動かしているのは、BtoBの世界に生きる企業だということが分かるかと思います。

BtoCといえどその企業と取引している企業が裏に山ほどあるんですね。

その中にはもちろん優良企業もあるわけで。

 

 

今後、このブログで私が見つけた優良企業を紹介していきたいと思いますが、皆さん自身でもこれは掘り出し物だという隠れ優良企業を見つけてみましょう!

 

「ホワイト企業に入りたい!!」の前にすべきこと

ブラック企業ホワイト企業という言葉が世間を賑わせて久しいですね。

労働環境の良し悪しで企業を判断するという風潮は、個人的にはとても良いと思います。

というのも、労働環境という言葉を聞くと必ず思い出してしまう苦い記憶があるわけで・・

 

深夜、誰もいない教室。

生徒たちのにぎやかな声の代わりに響くのは掃除機の音。

報告書の記入欄は多い。とても授業の片手間に書ける量ではない。

だが、びっしりと埋め尽くさないと教室長の怒号が頭上を飛び、喧騒が再び教室を支配する。

....なお、この時間は労働時間とはみなされず、給料は発生しない。

 

そうです。ブラックバイトの代名詞、塾バイトです笑

その塾は時給2500円を謳っていましたが、一コマあたりなんと40分。

しかも集団指導の塾なのでそれなりのスキルがないと多くはコマを入れてもらえません。

まあここまではいいでしょう。募集要項見ればわかりそうなことですから。

 

でも授業終了後に教室の清掃を1時間近くやらされて、

なおかつ報告書を書くという作業に時給が発生しないのには驚かされました。

それに時給は発生しないのかとやんわり聞いてみたらさらに驚き。

 

「君は生徒のために働いてるんだろ?」

 

「ハイ、確かに生徒のためだということは否定しません。ですが、労働基準法、その他労働関連の法律と照らし合わせれば、事務作業も立派な業務です。それなりの対価を頂かないことには納得できません。それでもなお支払いを拒むのなら、然るべき法的措置を取らせていただきます。」

 

と言いたい気持ちをぐっとこらえてただ黙るしかない大学1年の冬でした。

 

ブラック企業ってもう無くなったでしょ?

そんなことを思えば本当にいい時代になったものです。

ブラック企業という言葉が一般的に認知され、国レベルでも労働環境の改善が協議されるようになりました。

 

しかし、しかしです。

労働環境の改善が図られているのはほんの一部の会社にすぎません。

人件費の面でコストカットを図ってきた企業や、ある特定のデキる人に負担が偏ることが常態化している企業にとって、一朝一夕で労働環境を改善することなど無理な話です。

 

だから、就活生の皆さんに言っておきたいです。

 

油断するな!

ブラック企業は依然として生き残っている!!

 

ああスッキリした。

じゃあホワイト企業って具体的にどんな企業なのでしょうか?

一度考えてみてください。

 

あなたにとってのホワイト企業って?

ホワイト企業ブラック企業どっちがいいかと言われたら間違いなく前者でしょう。でも待ってください。

自分なりの定義をしてほしいのです。 「労働環境」とひとくくりにしてもどれを構成要素とみなすかは人それぞれだからです。

 

キーエンスという会社を知っていますか?

知らない人は後で調べて欲しいのですが、いろいろと、どエライ会社です。ある時友人がその会社はホワイトだと言い出したのです。

キーエンスがホワイト!?どこが!?

私にとってはキーエンスはホワイトの対極にあるような会社です。

そうです。ホワイト企業の定義なんて三者三様なのです。

 

それを知らずに就活をすると、世間でホワイト企業と言われているから安心して入ったのに全然ホワイトじゃない!!!ということになって後悔しかねません。

「ブラックでもいい!俺が入って、内部からホワイトに変えてやるから!!」

という気概をお持ちの方もいるでしょうが、その使命感を持って入社して苦労するよりも最初からホワイト選んで、労働環境改善に振り分けるエネルギーを普段の仕事に投入する方が生産的じゃありませんか?笑

何はともあれ、自分なりのホワイト企業を定義することから始めましょう。

 

ホワイト企業かどうかを判断するいろいろな観点

働くにあたっては様々なことが絡んできます。どの要素がホワイトだと嬉しいのかは人それぞれですが、とりあえず、私が重要だと思った要素を以下の順に紹介していきます。

1給料

2残業

3転勤

4実質的な労働時間

5飲み会

 

1.給料

みなさんはお金が好きですよね?私も大好きです。

お金は無いよりあったほうがいいし、あるならなるべく多いほうがいい。

これは多くの人にとっての共通認識だと思います。

ですから、給料が高ければ高いほど良いんです!

 

・・・というのは本当でしょうか?

覚えておいてほしいのが、給料ホワイト企業は大抵の場合、残業ブラック企業の場合が多いということ。例えば、コンサル系の会社を見ると、

「年収高い!すげー!」と思うかもしれませんが、彼らは相当長い時間働いています。

会社で日の出を見ることは珍しくないそうですね。

あるコンサル会社の説明会で社員の方何人かの話を聞く機会があったのですが、その方たちは同年代の社会人の倍の給料をもらっているとのことでしたが、全員目が充血してるんです笑

後から聞いたらみなさん徹夜明けでした。

何かを得るには何かを失っているんですね・・・

 

 2.残業

 昨今取り上げられてきた労働関係のニュースの中心が長時間労働の問題です。

本人の意に反して、または反さずとも、長時間働くことで、心身への悪影響を及ぼしたり、健全ライフスタイルが脅かされるということが懸念されています。

ですが、時間外労働・長時間労働に対する認識は企業風土によって変わります。

残業までして働くことは素晴らしいという風潮はつい最近まで日本企業を支配していたように思います。

ここのところは規制をかける企業も多くなったみたいで、改善されてきているようではありますが、昔ながらの会社に行くとまだ残業に対する古い考えは改まっていないようです。

お金が欲しいという人は残業を肯定的に捉える企業を選ぶのも手でしょう。

もちろん、残業をした分はきちんと払ってくれるということが前提ですが。

でも昨今の流れからして、残業代を頼りにして生活設計をすると、残業規制がかかった時に痛い目にあうかもしれません。

 

3.転勤

総合職での就職を考える時についてまわる問題が転勤です。

馴れ合いによる不正を防ぐため、将来の幹部に必要な経験を積むため、血液と同じで循環させないといろいろなリスクがあるから、などという理由で転勤の必要性は説明されます。

でも、できることなら転勤はしたくないという人も男女問わず一定数いることでしょう。

私もそのクチです。大学入学までの18年間はずっと同じ場所に暮らしていたせいか、あまり新しい土地に行くことに感動やワクワク感を覚えたりしないタイプです。転勤を前提とした生活設計ってものすごく大変って聞きますしね。

ただ、転勤がないことを会社選びの条件とすると、かなり選択肢が狭まることは覚悟していてください。選択肢が少なくなるから逆に会社選びがしやすくなるという利点もあります。

 

4.実質的な労働時間

みなさんは社会人になったら1日何時間働くと思いますか?

労働基準法では週40時間労働が基本なのでそれを5日で割ったら1日8時間であることはわかりますよね。

では次の質問です。すべての会社が1日8時間労働だと思いますか?

 

何を言ってるんだコイツはと思った方は正常です。

どんな企業も法律で定められている上限の1日8時間働かせるに決まっているだろうと思いますよね?そうですよね?

でも実は違うんです。会社によっては8時間を下回るところって結構あるんです。

7時間45分のところは多いですが、中には7時間10分の会社もあったりするんです!

1日で50分短いというのはかなり大きなことです。しかもその時間を超えたらその分は残業として扱われるわけで・・・

つまり、同じ時間働いたとしても労働時間が短い会社で働く人の方が得をしているということなんです!

本当にこれは見落としがちなポイントかと思いますので、余裕があれば会社の労働時間をチェックしてみてください。

 

5.飲み会

飲み会の頻度、お酒好きな人の割合など、人によっては至極どうでもいいポイントと思われるかもしれませんが、お酒が飲めない・飲み会嫌いな人にとっては死活問題です。仕事が終わって、本来自由であるはずの時間になぜ・・・?という気持ちになります。

かくいう私もこのポイントについてはかなり意識をしました。

お酒はビールくらいまでなら飲めますが、正直言ってお酒はあまり好きではありません。飲み会で頑張ったって仕事で成果を出せなければ意味がないですしね。ただ、得意先とお酒を交えて信頼関係を築くんだという気風は、日本ではまだ往々にしてあります。

営業職を希望すれば多くの企業で、お酒は飲めますか?という質問がされますよ。

飲み会ホワイト飲み会ブラックという区分けはあまりしないと思いますが、あまり得意ではない人はこの点も気をつけて見るといいかもしれません。

 

 

世間一般で言われている尺度ではなく、自分なりの尺度で「ホワイト企業」を定義してみると思わぬ優良物件が見つかるかもしれませんよ?

 

合同説明会よりも学内説明会に行くべき、ゼッタイ。

就活生だった当時を振り返ると、説明会の時って無性にワクワクしたものです。

別にその会社に入社できるわけではないんですが、普段は入れないような企業の建物に合法的に入れて、なおかつ採用候補者としてもてなされる(?)ので、自分も偉くなったなあと勘違いできるんですよね。まあ就活生なんて何千何万人といるので向こうからしたら私のことも一学生としてしか見ていないわけですが。

 

そんな思い出深い説明会ですが、今回の記事ではその中でも合同説明会と学内説明会

を比較してた時の学内説明会の良さをお話しします。

周りに流されて合同説明会に行こうとしている人は必見です!!

 

1.学内説明会出展企業はその大学の学生を取りたがっている

考えてみれば当然のことですが、企業の方からわざわざ出向いて来てくれるということはその大学の学生が欲しいという意思の表れです。

 

出展する企業の多くはその大学からの採用実績があったり、OBOGが多数在籍していたりして、入ってからも何かしらの恩恵を受けられるかもしれません。

学内説明会を開いてくれない企業よりは開いてくれる企業の方が、その大学の学生を取る意欲が高いとみて間違いないでしょう。

 

その点、普通の合同説明会はどうでしょうか。

出展企業が欲しいのは特定の大学に限らず、優秀な学生一択です。

となると、いわゆる普通の大学生は企業の目には止まりません。興味本位できている普通の人は意識高い系の人たちの陰に隠れます。彼らに圧倒されて何もできずに終わります。

そんなにしてたら将来ハゲるぞ!ってくらい髪の毛を整髪料でガチガチにしてる人たちは見た目だけじゃなく、中身の方も就活モードになってます。1,2年から就活を意識してきた人はやっぱり違います。

 

よほど企業側にPRできる何かがない限りは合説は時間の無駄になる可能性大です。

 

 2.学内説明会には知名度の低い優良企業が来る

いきなり話を逸らしますが、合同説明会の収益構造を考えたことがありますか?

 

 主催者は就活を商売にしている会社です。〜ナビだとか名前はそれぞれありますが、いずれの会社も、あくまでビジネスとして説明会を開いているわけです。彼らがお金をもらう相手は学生ではなく企業。出店料は会社により規模により様々でしょうが、高いところは百万円単位で設定してあります。

 一例として、合説といえばココ!幕張メッセでの出展料を見てみましょう。

標準ブース90万円

大型ブース180万円

スペシャルブース360万

  (リクルートキャリア 「合同企業説明会・イベントの参画料金」より引用)

 

もっとグレードが高くなると出展料が600万円なんてのもあります。

これだけの額を一度にポーンと出してしまえる企業ってどんな企業だと思いますか?

 

そうです。ブースを出しさえすればウジャウジャ学生が群がるような名の知れた企業です。単純に考えて母集団が増えれば増えるほど、採用したいと思える優秀な学生は増えますから、大金をはたいて出展したがるのです。

 

ですから、安定的に稼いでいる企業や、ある特定の分野ではトップのシェアを製品を持つ企業、でも知名度は低い・・・といった、優良企業はこういうところにはブースを出したがらないのです。学生ウケしないことは分かっているのでそちらに出すお金があるなら他のところにお金をかけるべきだという経営判断がなされるからです。

 

そうした企業にとって学内説明会は願ったり叶ったりの場です。大学・企業間でお金のやりとりはありません。大学からしてみれば就職実績は立派なブランドになるのでむしろこっちがお金を払いたいくらいだ、とキャリアセンターの人は言っていました。

 

企業側としても、変にお金をかけずに、ある程度の質は担保された学生と少人数で話せるのですからオイシイですよね。

 

学内説明会の方が隠れ優良企業の数が圧倒的に多いのです。

知っているというだけで安心し、知らないというだけで不安になるのは人間の悲しい性ですが、今まで知らなかった企業にこそチャンスはあります。

 

有名企業の説明会に参加できたところで、あくまでそれは説明会です。群れて満足しないでくださいね。

 

3.学内説明会の方が企業の人と気軽に話せる

行ったことのある人はわかると思いますが、合説には人がすごくたくさん来ます。

この地域にこんなに大学生っていたのかってくらい来ます。〜ドームだとか〜メッセとか使っても、昼頃にはもうパンパンです。

人気のある企業のブースの席はすぐに埋まってしまうので、たかが席取りに成功しただけで、変な自信がついてしまうくらいです笑

あまりに人が多いので、萎縮して質問ができなかったりするので単なる遠足になって就活した気になってしまうんですよね。

 

その点学内説明会はその大学の学生限定ですから、合説に比べたらかなり限られた人数しかいません。採用担当者との距離もすごく近いです。

OBOGが説明をやってくれたり、来年度入社予定の4年生がいたりしますから、安心感がハンパじゃないです。

質問のハードルも学内説明会は合説に比べたらすごく低いですし、同じ大学の後輩となれば社員の方も普段の3割り増しくらいで優しいのでオススメです。

 

 

以上、合説よりも学内説明会に行った方が得るものは大きいです。断言できます。

みなさんも就活やっている気分になりたいのはわかりますが、合説に行くならきちんと目的意識を持って行きましょうね。

やりたいことが見つからないあなたに(就活生向け)

弊社に入ってやりたいことは何ですか?

これはES・面接で聞かれる質問ランキングのTOP5に入る質問です。

ポイントは、「ありますか?」ではなく「何ですか?」と聞いてくるところです。

あることを前提としているのです。

まあ例え、「ありますか?」と聞いてくる企業があったにせよ、「ないです」と答えたらそこでゲームオーバーなのが人生のつらいところです。

 

ただ、こういう人はまだいいです。会社を選び面接に進んだ上での悩みですから、何とでもなります。モノは言いようです。小細工をすればどうとでもなります。就活すれば痛いほどわかります。

 

この記事は、そうではなく、

そもそもやりたいことがないので会社選びの段階から困っている

という意識低い系就活生のためのものです

だってどの就活サイト見ても、やりたいことがあることを前提に就活の進め方が書かれているんですから。

毎年多くの学生が「全然参考にならねぇ!」と怒っているにもかかわらず、この風潮が変わる気配は一向にありません。

 

なので、「20年以上生きてきたくせに、やりたいことが思い浮かばんとはどういうことじゃい!」などというつもりはさらさらありません。

「人生でやりたいことはあるんですけど、やりたいことから仕事につなげられないのです!!」と言いたいのはよくわかります。みんなそうです。あ、じゃあ意識低い系の方向けって書くと失礼ですね。

普通の就活生向けです。少しでも慰めになればと思います。

 

そもそも論:やりたいことってないとダメなの?

「大企業に入ってれば安泰の時代は終わった!自分のキャリアは自分で作れ!」という論調が最近強くなってきている気がします。時代が変わって日本も自己責任の時代に突入してしまったのでしょうか。年金はどんどん減るし・・・笑

 

でも腹の底からこれがやりたいって思っている人って本当に少ないと思うんです。

就活ではみんなあれがやりたいこれがやりたいって言うんですけど、本音からしたら8割の人がそもそも働きたくないと思っているに違いありません。

やりたいことがないのはおかしいことでもなんでもない。普通です。

だがしかし!!

普通の人は内定もらって組織の中に入ることが、食っていくために一番近い道です。

食っていきたいなら就活をしましょう。会社を選んで試験を受けましょう。

 

ただ、現在進行形で就活している人や就活を目前に控えた人に対して、今からやりたいことを見つけなさいというのも無理な話です。

 

そんな方に向けてのご提案がこちらです。

 大切なのは「やりたい」より「できそうか」

欲の前ではどんな人間もマゾになるというのが本能ですから、一見するとやりたいという気持ちを満たせる方が幸せかもしれません。

 

ただ、「やりたい」という考え方は実は危険だったりします。

やれるかどうかという現実的な視点が欠けているからです。

 

子供の頃や就活の初期段階では、消費者として見た時に輝いて見える世界に誰もが憧れます。大きな括りで言えば、マスコミ関係、ゲーム関係、ファッション関係、広告関係などが該当します。少ない枠にたくさんの人がこぞって志願します。しかし綺麗なバラにはトゲがあるのが世の常で、端から見ているよりは厳しい世界が待っています。

 

憧れだけでは務まらない、とはよく言われますが、どんな仕事にも裏があります。自分がモノやサービスの生産者となったと仮定して、やっていけるのか考えて欲しいのです。自分にもできそうかという視点を持って欲しいのです。

 

こう書くと、なんだか自分に妥協しているように聞こえるかもしれませんが、働き続けていく上でとても大切なことです。

合っていないくても、だんだんそこに順応していければいいのですが、すべての人にそれができるとは思えません。

 

 やりたいことが、「将来こうなりたい!」という未来志向の願望だとすれば、

できそうなことは、「これなら続けられる!」という、過去の自分の行動や考えの延長線上にあるものです。

結局は会社に入ってみなければ、仕事をしてみなければ合ってるかどうかは分からないといえばそれまでです。ただ、特に理想に燃えていない人は現実的に考えた方が楽しい生活を送ることができるのではないでしょうか。

夢を追いたい人を止めはしませんが、夢なんかなくても生きていくことは可能です。

 

 

だからやりたいことがなくても心配ありません!現実的な視点で仕事を選びましょう!

自分は何に興味があるのかわからないあなたに(1・2年生向け)

 就活に関して何でも相談して!と後輩にいうと、必ず聞かれる質問があります。

 

「就活のネタを作ろうにも、やりたいと思えることがないんです!」

「自分は何に興味があるのかわかないんですけど、どうすればいいですか?」

 

気持ちはとてもわかります。

就活ネタを何かしら作らなきゃいけないことはわかるけどそもそも打ち込む対象が見当たらない。

自分の興味をベースに将来の仕事を決めたいけど、どこに自分の関心があるのかわからない。

まさに昔の私です。

確かに学生時代頑張ったことは就活での必須質問ですし、何かしら自分の関心のある分野での仕事じゃないと毎日辛いと思います。

 

ということで、今回の記事では、まだ就活は先のことだと思っている1・2年生向けに、やりたいこと・興味のあることが見つからない場合の処方箋を書いてみようと思います。

 

やりたいことが見つからないならやるべきことを最低限やれ

やりたいこと・興味のある分野が見つからないからといって、何もせずグダグダしているというのは良くありません。全員にやってほしいことは一つだけです。

 

それは、大学の単位をきちんと取っておくということです。当たり前ですが、単位が揃わないと卒業できません。落とした単位を次の年に取るとなると結構な負担です。

他にも人によってやらなければならないことは様々あると思いますが、大学生の一番の義務は単位取得です。きちんとやらないと後悔します。

 

というのも、やりたいことが見つかった時、それに集中して取り組める余裕を持っておくためです。やりたいことがあるのに単位が・・・は最も避けたいパターンですので気を付けましょう。

 

そもそも興味ってどういう性質のもの?

興味という単語にはよく「持つ」という言葉がつけられますが、あれは違うとずっと思ってきました。興味というのは、持とうと思って持てるものではありません。

 

どちらかといえば内から湧いてくるものです。分かりやすい例を挙げると、

何かに巡りあった時に直感的に「これイイ!」と思ったことありますよね?

 

あれが興味だと思うんです。

意志とは関係なく、気づいたら反応していた、というあの状態です。なので興味のある対象があなたの前に現れるのは偶然です。

 

興味関心を抱くものを見つけられるかどうかは運なんですね。

でもそれを言ったらおしまいです。何のためにこの記事を書いたかが分からなくなってしまいます。

大丈夫です。この事実を踏まえた上での私の提案がちゃんとありますから。

 

その前に、皆さんが探し物をするときにまず頭に思い浮かぶものが興味を探すのには不向きであることを説明します。


ネット検索の弊害

ネット検索は既存の知識を深めるためには有効ですが、検索ワードから遠く離れた未知との遭遇を私たちにもたらしてはくれません。検索した言葉と関連性のあるものを表示してくれますが、たかが知れています。

 

既に自分の関心がどこにあるのかが明らかになっている人が使うと有効なツールですが、自分の興味がどこにあるのか分からない人はネットサーフィンするだけ時間の無駄になる可能性大です。

 

自分の興味はどこにあるか?を見つけるオススメの方法

自分の興味のある領域がどこにあるかわからないという人は、いろいろなものに偶然出会ってしまう状況を無理やりにでも作るといいと思います。それを見ることを毎日習慣かすれば自分の興味関心を惹くものに出くわす確率も当然高くなります。

アナログなものでいくと、新聞、雑誌が挙げられます。

何気なくパラパラをパラパラとめくって目に止まったものは、どこかであなたの興味と結びついているはずです。

ただ、今はほとんどの人がスマホユーザーなので、ニュースアプリを活用してみるのもいいでしょう。いろいろな分野のニュースを流し読み=ザッピングし、気になったものを集めてください。その蓄積を後から見返したとき、自分の関心分野がわかるはずです。ネット検索で深めていくのはそれからの話です。

 

 

具体的にどんなサービスがいいかという話はまた別の記事で。

他己分析と就活病。

自己分析という言葉と同時にあるいは、やや遅れて就活生の中で聞かれるのが、他己分析です。

本記事ではそのややマイナーな自己分析の手法の一種について説明します。

 

他己分析とは何か

自分で自分のことを知ろうとするのが自己分析ですから、他人から自分のことについて言ってもらうのが他己分析です。就活ナビサイトではそれに関連したサービスもあります。

 

他己分析がなぜ必要なのか

そもそも自己分析とは、自分の価値観を中心とした、自分のことを他人に伝えられるように言語化することです。ただ、自分では気づかないうちに従っているのが価値観であり、表に出してくるには時間と手間がかかります。これが自分なんだと自分では思っていても、まだ不十分かもしれません。

だからこそ、他人に見てもらった方が明らかになるあなたの一面もあります。

自分にとっての常識が周りの非常識であることはよくある話です。

育った環境も考え方も違う他人だからこそ気づくこともあると思いませんか?

 

誰のエピソードだったか忘れてしまいましたが、こんな話があります。

ある有名人は幼少期に両親が離婚し、父親に引き取られたそうなのですが、とても貧乏だったそうです。外食に行くこともままなりません。ただその家では、お祝いごとがあった時にはお父さんが奮発して牛肉を買ってきてみんなで食べるという習慣がありました。でも成長して社会に出てみると牛肉だと思っていたものは鶏肉だったという笑い話です。

 

このように、他人の目にさらされなければ分からないことは身の回りに意外とたくさん転がっていると思うんです。ただ、人間やっぱり、仲のいい人にキツイことは強く言えない生き物なので悪い部分は言わずにいいことばかり言ってしまうんですね。それが他己分析のデメリットではあるんですが友達や家族に自分のことを聞いてみるのも自己分析の助けになるかもしれないのです。

 

でもそれ以外にも他己分析をするメリットはあります。もともと自分の価値観は表に出しにくい性質のものですが、就活期に入るとさらにこれがやりにくくなるんですね。 

 

就活病に冒される可能性があるため

 「グローバルに活躍したくないですか?」

「成長したくないですか?」

 

就活生に対する企業の煽り文句でよく聞く類の言葉です。

これに反応してしまって、会社選びや採用試験で過剰にこれらを意識してしまうことを私は就活病と呼んでいます。

 

もともと海外志向があったり、ポジティブで向上心の高い人にとってはいいのですが、就活以前にグローバルとか成長とか口にもしなかったような堕落した生活を送ってきたような人がこれに冒されるとさあ大変!

何かにとりつかれたようにこれらを会社選びの軸にしたがります。

 

でもこれまでの自分を思い出してくれればわかるはずです。

仕事に、人生にそんなことは求めていないということが。

もちろん、社会人からは変わるぞ、と一念発起してやる気を出すことはいいことだと思います。ただ悲しいかな、ほとんどの人間ってそんなに簡単に変われません。

 

就活はそんなことを忘れさせるくらいの熱気があります。

全部がスーツ姿の大学生で埋まっている会場を見れば、嫌でも気持ちが引き締まります。どんなに怠惰な人間でも一ヶ月二ヶ月くらいは人が変わります。

 

だからその時に自己分析を一人でやってしまうと、色眼鏡をつけて自分を見てしまうんです。本当の自分を見誤るんです。

それに気づいた時には企業の選考が終わってた・・・となったら笑えません。

 

そんな人に対して、

「お前ってそんなにガツガツしてたっけ?もっとテキトーじゃなかったっけ?」

と言ってくれる人がいてくれたらその人はどんなに救われることでしょうか。

他己分析というにはあまりに軽い言葉かけかもしれませんが、客観的な目で見てくれる他人のありがたみはこういうところにあるんですね。

 

 

以上、他己分析の必要性を説いてきました。でも自己分析がしっかりできていれば正直やる必要はありませんし、私もやりませんでした。

ただ、就活の軸に「成長」「グローバル」その他意識高そうな言葉があったら要注意です。今までの自分と違うこと言ってないかと少しでも思ったら、冷静になってもう一度自己分析し直すことをオススメします。

もちろん、お友達がそういう状態になっていたら一度声かけしてみるのも忘れずに・・・笑

自己分析が就活で重要な理由② -自分が企業の文化に合っていることを伝えるため-

以前の記事では、そもそも企業選びの段階で自己分析が大事になるという話をしました。

lifeiskatorisenkou.hatenablog.com

 

それが終わると、企業ごとにESを書き、面接をするわけですがここでも、いかに自己分析をしてきたかが問われます。

ですがその前に、ES・面接で企業は受験者の何を知りたいのでしょうか。

 

そもそも論 :新卒者はポテンシャル採用である。

その前に、新卒の学生はどこを買われて採用されるのでしょうか。総合職採用の場合、多くはその学生の今後の伸びしろ、可能性を買われて採用されると言われます。これが世間で言われる新卒採用=ポテンシャル採用ということであり、逆に中途採用においては単純な仕事の能力を基準に採用が行われます。

 

これだけを見ると、新卒採用においては、今後伸びることを感じさせてくれる下地(能力面)だけを見て採用を決めているように見えます。

だとしたら自己分析をやって引っ張ってきた価値観って必要なの?と思うかもしれません。ただ、組織というのは、優秀だという言葉で括られる人が集まればそれで良しというわけではありません。

 

なぜ企業はその人の価値観を見るのか?

どんな会社にもその組織のカルチャー、風土があるため、そこに馴染んで結果が出せる人が世間一般で言われる優秀な人ということにはなりません。

つまり、能力面以外にも人物的な面でその会社に合っているということが示せないと例え東大卒だろうが、学生らしからぬ大きな成果を上げた人であろうが採用してもらえないということなのです。

 

そこで見られるのが「価値観」です。

就活をする頃には、人の価値観は概ね決まっています。つまりその人の「不変の部分」ともいえるわけです。

 

というわけで、能力的にも申し分なく、更に価値観の部分で、「我々の会社に合っている、会社として欲しい」という判断がされれば企業としては安心して採用できるわけです。きちんと見極めることさえできれば、それほど急激な変化はしない部分ですからね。

 

その意味では、自己分析が就活で重要な理由①で触れた、会社選びの基準も本人の価値観に基づいたものですから、それに関する質問をすることでその人の根底にある考え方を理解することにつながります。

短所・長所に関する質問、今までで一番〇〇だったのはどんな時かという質問も、深堀すればその人がどういう価値観を持って生きてきたのかがよくわかります。

 

以上、2回にわたって就活における自己分析の必要性についてお話ししました。

自己分析というのは普段はそのままに見過ごしてしまう自分の物の見方や感じ方を言葉にする作業なので本当に難しいです。深めれば深めるほどハマってしまい哲学的になってしまうので、仕事に関わる部分だけにとどめておきましょう。ある程度までできたら次はESです。ここでも自己分析の結果を使っていきます。