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マーチ文系の就活 -前・中・後-

学生生活・就職活動・社会人生活のことを中心に。派生させていろいろ書きます。

自己分析が就活で重要な理由① -就活の軸を明らかにするため-

自己分析 就活中

前回の記事では、自己分析の定義をしました。

 

lifeiskatorisenkou.hatenablog.com

 

続いては自己分析の重要性についててです。全2回で送りします。

 

就活では筆記・ES・面接の三段階で採用不採用が決められていきます。

ですがその前提として忘れてはいけないことがあります。なんでしょうか?

そうです。そもそもどの業界のどの企業の採用試験を受けるのかという話です。

上に挙げた3つは、企業を選んで始めて立ちはだかる壁であり、まずやるべきは業界選び・会社選びなのです。ここで生きてくるのが自己分析です。あなたの価値観はまず、企業選びに反映させましょう。

 

企業選びといえば、あなたは就職活動で「軸」という言葉を聞いたことがありますか?

おそらくリクナビだかマイナビを使っている人だと知らず知らずのうちに刷り込まれている言葉だと思います。就職活動の〜、企業選びの〜という枕詞を伴って使われることが多いのですが、要するに、会社選びで何を重視するのかという質問への答えがあなたの会社選びの「軸」ということになります。

 

ある程度は自分の軸を作ってから会社選びをしないと、周りに流された就活をすることになります。ろくな軸を持っていないばかりに、みんなが受けるから、みんながいい会社って言うから、親に勧められたから、という何ともお粗末な理由で自分に合っていないはずの会社選びをする羽目になります。本当は自分に合っていないので、企業とのマッチングがうまくいかず落ちまくります。

そして気づいた時には持ち駒ゼロ。嫌ですよね?

ではどうしたら軸は見つけられるのでしょうか。

 

軸の見つけ方 

どんな会社に入りたいかと単純に問われれば、煩悩の塊のような答えしか出てこないでしょう。

潰れる心配がなくて、有名で、高給で・・・などなど。

気持ちは痛いほどわかりますが、こんなことをESに書いたら、面接で言ったら、即落とされます。

あなたの面接は相手にとって消化試合となることでしょう。

 

そうならないように、一度まっさらな気持ち、次の質問に答えてみてください。

 (やっぱり、業界・会社選びの質問だということは少し意識してください笑)

 

1.何に興味がありますか?

2.あなたがしていて楽しいことは何ですか?

3.日々の小さな決断をする時に何を考慮していますか?

4.これだけは嫌だ!と思うことは何か?

 

 

答えは出せましたか?ではそれぞれの質問への答えと会社選びにどのような関係があるのか。解説を加えていきます。

 

1.何に興味がありますか?

→どのような業界・業種に関心があるか

例えば、ファッションに興味があるとすると、あなたが興味を持ちそうな業界はこんな風に広げられます。連想ゲームを想像してください。

 

 

 興味のある分野を構成する要素、その要素に関わる業種を書き出していきます。

いやいや、ファッションに興味があるって言ってもそんなところまで行ったら間接的にもほどがある!全然楽しくなさそう!と思うかもしれませんが、働くってそういうことです。

皆さんは今まで、モノ・サービスの消費者としてだけ世界を見てきたわけですが、働くということはその生産者にもなるということなのです。

モノやサービスは消費者に夢を見せています。そうしなければ誰が買うでしょうか。

一方、当の生産者は夢を作るために現実を見ています。

みなさんが服を一着買うにも、その裏では種々の面白くないことをみんながこなしているのです。仕入れ、在庫管理、タグ付け、レジ打ちなどなど。

そうです!仕事なんてものは基本的に面白くないものなのです。

でもどうせ働くのなら、自分の興味ある分野で働いたほうがいいと思いませんか?

 

  

2.あなたがしていて楽しいことは何ですか?

→どのような立ち位置、どのような姿勢を持つ会社がいいのか

例えば、競争の結果NO.1をとることに快感を覚えるとすれば、寡占で競争原理があまり働かない業界や安定した大手傘下の企業は向いていないという判断ができます。

そんな人にとっては、ぬるま湯環境はきっとすぐに嫌になります。

 一つのことを突き詰めていくのが楽しいという人なら、先ほどの例とは逆に、競争は中核企業に任せて、ある役割に特化してそれを全体に還元するのが存在意義である大手企業のグループ会社に入ってみるのも手です。

 

会社も人間と同じで、キャラクターがあります。誰にだって波長の合う会社・合わない会社があるんです。

 

 会社の規模や立ち位置で決めようとなった時によく使われるのは「大手かベンチャーか」という対立図式です。しかしこの型に当てはめて考えると大手でもベンチャーでもない企業が全て弾かれてしまい、他が見えなくなってしまいますので、この手の論は就活の息抜きに流し読みするくらいでいいでしょう。

 

3.日々の小さな決断をする時に何を考慮していますか?

→あなたが仕事をする上でモチベーションになっているものは何か、何を目的に仕事をするのか

1で挙げた、会社の属する業界への関心と共に重要なのが、あなたは何を動機とした時に一番頑張れるのか?ということです。これは本当に千差万別、人の数だけ答えがあります。やりがい、お金、人から褒められる、女性ウケがいい、などなど。

複数出る人がほとんどだと思いますが、重要なのはその優先順位。

お金は確かに欲しいけど定時にはきっちり帰りたいという人が激務でおなじみのコンサル業界を受けるのは無謀というものです。自分をやる気にさせてくれる要素が仕事の性質、対価として存在しているか、あるとすればどれくらいあるのかをしっかりと見ましょう。

 

 ちなみに、なぜ決断に「小さな」をつけたかというと、小さな決断は無意識に行われるものだからです。人は大きな決断になると、失敗の無いよう最善の選択をしようと考えるため、自分以外のものを意思決定に介在させようとします。ただ、人に相談したり、ネットを何時間も見た結果の行動は、みんなが言うんだから正しいはずだ、と言って、自分が納得しないままに起こしていることもあるのです。

そうではなく、この場合はこう動くのって当たり前でしょ?と言いたくなるような些細な行動の裏に潜む動機を探って欲しいのです。それがあなたにとっての常識なら、働く上でもその動機に従った方が余計な気をつかわずに済むと思いませんか?

これからの1日の3分の1は仕事が占めるわけですからね。

もちろん、全ての行動が同じ動機に基づいていることはありえませんが、傾向くらいは見えてくるはずです。

 

4.これだけは嫌だ!と思うことは何か?

→会社選びにおける絶対除外条件

何かを選択するにあたっては消去法も有効だというのは周知の事実でしょう。

ありえない選択肢をまず消していって、完全に正解ではないけど選択肢の中ではより正解に近そうな答えを選んでいくのも、テストで点を取る戦略としては大切です。

 

会社選びでも同じことが言えます。これがあった場合は働けないという条件を明確にしておくことで無駄に悩む時間が減ります。

私の場合は、勤務体系が不規則なのはイヤ、ITリテラシーの低そうなところはイヤというように結構イヤな条件がたくさんありました笑

ただ、その結果かなり受ける会社は絞れて、効率的な会社選びはできました。

 

 

漠然とした質問もありましたが、就活の軸探しは、こうした軽い質問への答えを横と縦に広げていく形で進めていけばいいのです。 「なぜ?」を繰り返しましょう!

 

 ここまでで軸の作り方を書きましたが、この4つの質問への答えは、すべてあなたの価値観です。ある日突然、変えようと思って変えられるものではありません。

ですから、その価値観に反するような仕事に就いた場合はつらい毎日が待っているでしょう。だからこそきちんと自己分析を行ってほしいのです。

でも自己分析の重要性はまだあります。次の記事へどうぞ。

 

lifeiskatorisenkou.hatenablog.com

 

そもそも自己分析とは?シンプルに定義してみた。

自己分析 就活中

 自己分析はとにかく重要だという話をこの記事で書きました。

lifeiskatorisenkou.hatenablog.com

ずいぶん長い前置きでしたが、とにかく自己分析が巷ではこんなにやかましく言われているんだから、話だけでもきいていきなよ!という内容です。

では早速本題です! 

自己分析の定義

結論から申し上げますと、私なりに定義する自己分析とは、

自分の価値観(物事の判断基準・行動基準)を整理し、それを言語化すること

これに尽きます。

 

この記事を書くに当たって、いろんな就活サイトやブログを見ましたが、回りくど〜く書いてあるものが多いという印象を受けました。自己分析という言葉に嫌悪感を覚えて避けてしまうのも分かる気がします。

私も就活生時代にそれらのサイトを見漁りましたが、共通項を取り出してしまえば、結局は上記のようなシンプルな定義になるのです。

 

さて、この定義のポイントは、「言語化する」という部分です。

価値観という言葉は日常的によく使われる言葉ですが、

普段の生活でみなさんは自分の価値観を言葉にする機会があるでしょうか?

 おそらく答えはNOだと思います。

 

価値観を言葉にする機会は少ない

なぜかというと、大学生くらいの年齢であれば、その人の価値観はおおかた形成されており、普段は無意識のうちに自分の基準=価値観に従って行動しているからです。

普通に生活をしてるだけではあまり表にでてこない性質のものなので、意識的にこれを取り出さなければいけません。

それが自己分析の本質です。言葉だけ聞くと真新しいかもしれませんが、「価値観の言語化」と言われればスムーズに理解ができるかと思います。

 

くどいようですが、確かに自分のことは自分が一番よく分かっているはずです。

なぜなら、人間は頭で考えた結果行動するわけですが、頭で考えた事全てを実行に移しているわけではないからです。他人に見えているのは、行動・言動などの形で外部に現れた自分です。

その意味で、「他人よりは」自分の方が自分の事をよく分かっているわけです。

ただ、分かろうとしなければ分からない自分の領域というものは確かに存在します。

それが価値観です。

ジョハリの4つの窓という有名な理論がありますが、まさにあんな感じです。

 

ではなぜ自分の価値観を知ることが就職活動において有用なのでしょうか?

これには2つの理由があると私は思っています。次の記事で詳しく見ていきます。 

 

lifeiskatorisenkou.hatenablog.com

 

自己分析、本当にしなくていいの?

自己分析 就活中

突然ですがクイズです!

就職活動を意識してから、あるいは就職活動に本格的に取り組むようになってから皆さんの脳内を急に支配するようになった言葉があります。それは何でしょう?

 

そう、「自己分析」です。

(他にも思いついた言葉があるかもしれませんが、ここは私に話を合わせておいてください笑)

 

その言葉を使うのはおそらく人生で一度きり。

就活をしている今この時が最初で最後です。

 

しかし、その後の人生を左右すると言っても過言ではない大事な時期にパッと出てパッと消えていくこの言葉の重要性をどれだけの人が意識しているでしょうか。

 

「自分のことは自分が一番よく分かっているんだから、改めて分析する必要なんてない」

「直接採用に響くのは筆記試験とESと面接だからそんなことに時間をかけても意味はない」

 

こう考えている人、とても多いと思います。

私も就活を始めたばかりの頃はそうでした。聞き慣れない概念を相手に悩むよりは、SPIの問題集を1問でも解き進めた方が生産的じゃないのか、と。

 

それでも自己分析には意味がある

でも、OB訪問をして社会人の先輩に会えば自己分析は早めにやっとけと言われますし、就活関連のイベントでも自己分析の必要性を延々と説かれます。ほんとに。

なぜでしょうか?

  

答えは簡単です。

 

 それは、

自己分析が就活において非常に大切なことだからです。

 

  それは分かったから、なぜ大切かを教えてくれという話ですねハイ。

 でもその前にまず確認しておきたいことがあります。

就活は間違いなく人生の節目ですよね?いいですよね?これに異論はないでしょう。

昨今は転職がある程度市民権を得てきたとはいえ、できることなら同じ会社で長く勤めたいと多くの人が思っています。一度きりの就活になる人も多いはずです。

 

つまりその後40年以上を委ねる場所を選ぶイベントが就活ですから、人生における重要度はかなり高いでしょう。

そして、そのイベントの時期になると就活生の誰もが耳にする、口にする言葉。

それが「自己分析」という言葉なのです。一過性の流行語などではないのです。

 

そして、就活を経た人間として、元就活生としてこれだけは断言できます。

「ESにせよ面接にせよ、そのベースを作るのは自己分析である」

 

こう言われてもまだ、自己分析やりませんか?

自己分析って何だろうって思った方はこちらの記事も読んでみてください。  

lifeiskatorisenkou.hatenablog.com